『レストラン 勝』

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本記事は弊社ライターがお店からのご依頼でお店に伺い商品・サービスの提供を得てインタビュー記事を作成しております。

昭和62年、佐賀県伊万里市の唐津街道沿いにオープンした「レストラン 勝」。自社牧場「松尾牧場」で丹精込めて育てられた佐賀県を代表する黒毛和牛「伊萬里牛」を目の前の鉄板で調理し、肉の旨みを存分に楽しめるお店です。接待やデートなどの特別な日に利用する方はもちろん、お子さま連れのファミリーにも人気で土日になるとランチ・ディナーに多くの方が押し寄せます。質の良いお肉をリーズナブルに味わえるのは自社牧場が強みの一つ。どんな方にも美味しいお肉が食べられるからこそ、お客様層が広いのです。

店内には、デートにもってこいのカウンター席とファミリーに人気のテーブル席があり、広々としている印象。また、カウンター席のみで構成されたVIPルームまであるため、接待で利用されても良いと思います。目の前で臨場感たっぷりにシェフの鉄板調理を楽しめるカウンター席（VIPルームを除く）は12席のみなので、早めにご予約したほうが良いと思います。また、観葉植物や石・木などの壁や天井が落ち着く大人の雰囲気を作りだし、入りやすくて長居しやすいということで、40代～60代のお客様からも人気が高まっています。

鉄板で焼かれた伊萬里牛の良い香りが店内に充満しているため、食欲は最高潮に！その食欲と戦いながら料理が出るまでの間を耐えるのは大変ですが、その苦難を乗り越えたあとに待っているのは、伊萬里牛の旨みをしっかりと閉じ込めた最高の味。これを食べるためだったら何分でも待てそうです。お客様からは県外の方も多く、各地域から「私の街に来てほしい」と出店要望もあるほど、全国的にも知名度と人気が広がっています。佐賀県でしか食べられないこの味を、是非店内でお楽しみください。

【伊萬里牛へのこだわり】

勝グループで経営する「松尾勝馬牧場」では、伊万里湾が見渡せる丘の上で豊かな自然の中、心地よい風が吹き抜ける牛舎で様々なこだわりを持って最高の伊萬里牛を作りあげています。例えばエサ。仔牛の頃は丈夫な体を作るためワラなどの粗飼料をたくさん与え、成牛になるにつれ、筋肉質を作る濃厚飼料を増やしていきます。さらに、これらのエサを毎日マニュアル通りに与えるのではなく、牛一頭一頭のその日のコンディションと成長の程度に合わせて微妙に変化させていくというから驚きです。

生後10～12ヶ月の仔牛（素牛）を全国の市場で仕入れるのですが、もちろん血統や産歴等の厳しい項目をクリアした牛だけを選別。こうして仕入れた牛を丹精込めて育てることで、約8割の牛をA5ランクで出荷することができるそうです。飼育方法や環境だけではなく、仕入れ時の目利き力もなければ成立しないということですね。ちなみに「A5ランク」とは、牛肉のレベルを示すランクとしては最高ランク。この評価の基準は単に霜降りの量ではなく、「脂肪交雑」、「肉の色沢」、「肉のしまりときめ」、「脂肪の色沢と質」などの4項目で厳しく判断されます。

牛はとても神経質でストレスに弱いため、飼育環境はとても重要です。そのため、鼻ぐりは付けず、こまめにおが屑を取り除き、音楽を聞かせながらマッサージや爪切りまでするそうです。また、通常の出荷時期より2ヶ月長く飼育期間を延ばすことで、肉の旨み、風味をより強め、上質な霜降り（サシ）が楽しめるとのことです。試行錯誤を重ね、長年改良に改良を重ねたスタッフの方のご苦労と多くの失敗があってようやくたどり着いたこの究極の飼育方法。そんな環境で育った伊萬里牛は美味しいに決まっています！

【焼きのこだわり】

一般的にステーキというと表面と裏面を焼き、切り口はレアな赤身がほんのり残っているイメージですよね。しかし、こちらのお店では切り口や側面など、お肉の全面を焼いていきます。こうすることによって、肉汁が外に出てしまうことを防ぎ、旨みを全て閉じ込めることができるのです。これは、しつこくないあっさりとした上質な脂を持つ伊萬里牛だからこそできる調理法であると同時に、伊萬里牛の魅力を最大限に引き出すことにも繋がっています。この甘味すら感じる最高の脂の旨みを是非ご堪能ください。

ステーキとして使用する部位は、サーロインやヒレ、イチボ、内ももなど、スジがない部位だけがチョイスされています。ちろん、焼き方やお肉のランク、グラム数などはお好みによって選ぶことができるので、どうしても脂身が苦手な方でも安心ですし、あまり多くは食べれないという方でもお好きな量で無理なく調節できます。スーパーマーケットなどに出回っている一般的なお肉でも焼き方によって美味しさが変わるそうですが、新鮮な最高品質のお肉を最高の焼き具合でいただけるとなると一体どれだけ美味しくなってしまうのでしょうか。

鮮度に対するこだわりも強く、牧場から最短ルートで仕入れ、その日に使用するものだけを全て手切りでカットすることでお肉の繊維にまで気を配っているそうです。質、調理だけではなく、管理の部分にも多くの工夫が見られます。お客様の「美味しい」の一言を聞くために、手間暇を惜しまないプロの技の数々にただただ感謝です。なかなか目の前でお肉を焼いてくれるお店はありませんが、テレビなどで見ていると一度は行ってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか？

【主なランチステーキ】

ランチタイム/11：30～14：00

◇イチボランチ ：￥3,200

◇イチボランチ100ｇ：￥2,000

◇サーロインランチ：￥3,980

◇サイコロランチ（数量限定）：￥1,800

◇レモンステーキ：￥2,980

※ディナーの値段はランチとは異なります。

これらのランチメニューで使っているランクのお肉を他店で食べようとすると上記の金額より2倍～3倍の値段がかかる場合も少なくない中、ランチ価格としてかなりリーズナブルに食べられます。さらに、これらのステーキにはスープ・サラダ・ライスorパンがついているため、150gの量でも十分お腹いっぱいになるはずです。やはりオススメはサーロイン。伊萬里牛の甘くて香ばしい風味と深いコクが口いっぱいに広がる至福の味はどの部位よりも強く、なめらかでとろけるような食感もやみつきになります。

さっぱり系がお好みの方にはレモンステーキがイチオシ！こちらのお肉もサーロインを使用しているので、脂や肉汁の味をしっかりと味わうことができますが、レモンの香りと爽やかな酸味がその肉汁と融合することで後味爽快。見事な味のコラボレーションに思わず、笑みがこぼれるこちらも大人気のメニューです。ただし、レモンステーキとサイコロランチは予約不可であるため、店頭での直接注文となります。これらを食べる場合は、席の予約だけでも早めにしておくと良いかと思います。

【加工販売センター】

お店に隣接するのは、レストラン勝でも使用している自社牧場「松尾勝馬牧場」の伊萬里牛の直売所「加工販売センター」。店内で伊萬里牛の魅力を知った方は帰りにこちらで買い物を楽しんでいかれます。絶妙な焼き加減はプロにはなかなか勝てませんが、お肉自体の質はお店で使用しているものと一緒なのでかなりレベルの高い上質なものです。これが各家庭で楽しめると思うと、もう買うしかありませんよね！ステーキ用、焼肉用、加工品など様々な種類が並ぶ販売センターも、レストラン同様連日お客様でいっぱいです。

商品の注文は以下のネットショップから可能です。写真付きで分かりやすいので、注文しやすいと思いますよ～♬

http://imarigyu.shop-pro.jp/