『加納進学塾』

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本記事は弊社ライターがお店からのご依頼でお店に伺い商品・サービスの提供を得てインタビュー記事を作成しております。

2015年4月に岐阜県岐阜市JR、「岐阜駅」から徒歩8分の場所に始まった「加納進学塾」。受験に受かるためだけの勉強ではなく、考える力と学力そのものの向上を目的としたこちらの塾は、小学4年生～高校2年生までの生徒さんが多数在籍している人気の学び場。受験を控えた学生さん、そんな学生さんを持つ保護者の方、これらの皆さんにとって勉強は大変で難しいものに映っているかもしれません。中には、勉強しているのになかなか成績が伸びない、勉強のやり方が分からない、といった根本的なところでつまずいてしまっている方も多いのではないでしょうか。

勉強に悩めば悩むほど、多くの方は効率の良い勉強方法を探してしまい、テストに受かるためだけの勉強方法を求めてしまいます。しかし、こちらの学習塾の講師を担当されている杉山先生いわく、勉強に近道はないとのこと。また、勉強に最も大切なことは「考えること」だということに着目し、授業を通じて「楽しみながら考える癖」を付けさせてくれます。勉強はやらされるものでも、受験に合格するためのものでもなく、分からないことを自らの力で解く喜びが味わえ、将来の大きな財産になるということを教えてくれる、そんな学習塾を今回はご紹介します。

【個別授業の魅力】

この塾で多くの生徒さんが学んでいるのは数学。なぜなら、この塾を開業するきっかけになった杉山先生が最も得意とする科目だからです。教室は4名が座れる席に、ホワイトボードが一枚というシンプルな作り。大手学習塾のように大人数に対して同じ内容の授業を行なうスタイルではなく、一人一人の学力に合わせた教材を使い、個々が自分の実力に合わせた勉強を行なっていきます。また、先生との距離が近い分、解き方や考え方のヒントを一対一で聞けるメリットがあり、一つの問題に対して高い集中力で臨める環境となっております。

故に全体に対して同じ内容の授業を進めていかざるを得ない学校の授業では、全体のレベルについて行けなくなってしまった方や逆にもっと先の内容を学びたいという方が後を絶ちません。そんな学生さんには学校の授業とは別に、自分が望む内容を自分のペースで行なえる環境が必要不可欠。一昔前と比べ、今は学習塾の種類も増えているため、塾の選別はとても難しくなっていますが、楽しんで勉強に打ち込める環境であり、自らが学びたいと向上心を持てる環境でなければ長続きすらしません。さぁ、皆さんはお子さんやお孫さんにどんな塾に入ってほしいですか？

【自分に合った勉強方法】

同じくらいの学力で勉強したい内容も同じであれば、同じ教材になる場合もありますが、ここに通う生徒さんが持つ教材は基本的に全員バラバラ。これらは、自分の実力や目標に合ったものが配布され、それに合わせて問題を解いていくことで実力を付けていきます。そのため、1回の授業で4名の生徒がいる場合でも、勉強内容は各々で違います。学力をつける作業は自分との闘い。周りが何をしていようと、目の前の問題を解こうとする作業自体に意味があり、それが最終的に学力に繋がってくるそうです。ある意味マンツーマンでの授業と言えるでしょう。

毎回授業では宿題も出ます。宿題というと「めんどくさいもの」「やらされるもの」「やらなければいけないもの」など、ネガティブで消極的な発想になりがちですが、ここの生徒さんたちは考える楽しさ、問題を解く喜びを日々味わっているため、宿題に対してポジティブで積極的な思考を持っています。例えば数学の場合。答えを導き出すために同じ問題を1日・2日考え続けることも珍しくないとのこと。そして、最終的に先生が見るのは答えが正しい正しくないではなく、「どうやってその答えに辿り着いたのか」という過程。

時に教科書通りの考え方ではなく、子どもたち自身が独自で考えた方法で答えを導き出し、その答えが合っている場合や答えは間違っていても考え方は合っている場合があり、考える回数だけ答えが生まれることに先生自身も学ぶことが多いそうです。考えることを諦め、分からなければすぐに答え見ることは時間短縮になり、一見効率が良いように感じますが、今後同じような問題が出題された場合やワンランク上の応用問題が出題されると解けなくなってしまいます。だからこそ、こちらの塾では考えることの重要性を生徒さんに教えているのです。

【子どもたちとの向き合い方】

杉山先生は、問題の解き方や勉強のやり方以外にも子どもたちと接する上で大切にしていることがあります。それは、生徒と真剣に向き合うということ。生徒と言っても全員小学生や中学生の未成年の子どもたち。大人と違い考え方も物の捉え方もまだまだ未成熟で不安定な年齢です。そのため、友達関係や家庭環境、学校生活のことなど心に抱えている悩みは様々であり、誰にも言えない悩みを抱えていることも珍しくありません。そんなときは勉強以外の悩みであっても生徒と真摯に向き合い、真剣に話を聞くことにしているそうです。

もちろん、加納進学塾は勉強を学ぶための場所です。しかし「ただ勉強する場所」ではなく、「成長できる場所」にするため、勉強を教える以外にも生徒の役に立ちたいと一人の人間として向き合うことで、生徒との信頼関係を築き、より勉強に集中できる環境を整えてくれるのです。聞くと、長年の講師としての経験から勉強を教えていると、悩み事を抱えていることが不思議と分かるときがあるそうです。日々生徒の目線に立ち真剣に向き合っているからこそ、ちょっとした表情やリアクションの変化に気づくことができるのでしょう。

【授業内容と学べる科目】

◇週1回100分コース：月/￥8,000

◇授業科目：数学、英語

加納進学塾で学べる科目は「数学」と「英語」。歴史や国語（漢字）のような記憶力が必要となる科目とは違い、方程式や文法などのルールに沿って解く数学や英語は、考えて解くという楽しみが多く味わます。もちろん、暗記する内容もありますが、記憶しているから完璧という訳ではないため、解いたあとの達成感は大きいと思います。ただし、英語のネイティブの発音はいくら杉山先生でも外国人の方には敵わないとのことなので、発音は各学校に在籍している外国人の先生から学び、ここでは文法を学んでほしいですね。

数学・英語が好きでもっと学びたい、逆に苦手だからこそ伸ばしたい、ここで学ぶ生徒さんの中でも通う理由はまちまちですが、どうか勉強を嫌いにならないでほしいです。塾の先生も、学校の先生も、たくさんの人たちの中から出会った人間同士。そのため、先生と合わない、学校・塾と合わないということがあって当然ですが、中にはそれだけで勉強が嫌いになってしまう子どもたちも多くいます。しかし、そのことと「勉強」とは全くの別物。もしそんな学生さんがいるとしたら、どうか学びたいという意志を消さずにこの塾で学ぶ楽しさを実感して下さい。

 【申込みの流れ】

この塾に通いたい方は、まずは保護者の方とお子さんで一緒に杉山先生と面談し、今の学力や希望科目、目標とする学校（第一希望校）などを伝えます。すると、先生が合格基準に合ったアドバイスと将来プランを考え、これからの勉強の進め方を提案してくれます。ここで一番大切なのは、そのときの学力ではなく「成績を伸ばしたい」「あの学校に入りたい」という意志があるかどうか。過去にも多くの生徒さんを見てきた先生いわく、希望校に合格できるのは塾に入る際、自らの意志で「塾に入りたい」と希望した学生が多いのだと言います。

もちろん、塾に入るきっかけは「親に言われたから」という自らの意志でない場合もあります。しかし、最初のきっかけがどうであれ、後々成績が伸びる生徒さんはここで勉強の楽しさを知り積極性が上がった場合。つまり、勉強をやらされていたり、人が決めた目標で動いている以上はどんなカリキュラムを組んでも大きな成果はでないということです。冒頭でもお伝えしたように、まずは自分の力で問題を解けたときの喜びを経験し、勉強を好きになることが大切です。それができると、おのずと自分で自分の目標を決められ、塾の効果を最大限に発揮できるのです。