本記事は弊社ライターがお店からのご依頼でお店に伺い商品・サービスの提供を得てインタビュー記事を作成しております。
今回紹介するのは、長野県飯田市にある「鉱泉旅館 宝乃湯」です。明治7年創業、2024年でなんと150周年を迎えるそうで、現在の女将さんである佐々木美佐子さんのご親戚が開業された長く愛されている旅館です!天竜川の近くで明治からずっと続くこの旅館は、開業当時は秋葉街道を通る行商の方々がたくさん泊まられていたそうで、今は飯田市の秘湯として地元の方だけではなく、遠方からはるばるやって来るお客さんが絶えることがありません。
地元の方々からは昔から鉱泉の旅館として知られていて、150年間ずっとこの地に鉱泉が湧き続けているとのことです。一度だけ台風の影響で近隣で土砂崩れが起き、鉱泉が埋まってしまったそうなのですが、その際は代々続く鉱泉旅館のために佐々木さんは来られた業者の人と2人で掘り出し、無事鉱泉を蘇らせることができました。トラブルも無事乗り越えることができ、今も口コミで全国に広まっているのです。
現在、旅館の営業は短時間で働いてくれる従業員さんが1人いるのみで、ほとんどのことは女将さんがおひとりで切り盛りされているそうです。働いている人数の都合上、お客さんに対応ができる範囲はどうしても限られてしまうのですが、それでも訪れる方々のために女将さんは毎日おいしい料理や素敵なお部屋を用意してくださっています。今でも口コミサイトでの評価がとても高く、訪れる人々が絶えないのは休むことなく女将さんが日々頑張っているからなんですね!
【こだわりの絶品料理】
鯉の旨煮:¥1,250(税込)+送料着払い
虹鱒の甘酢あんかけ:¥750(税込)+送料着払い ※近所であればテイクアウトも対応可能
お弁当:¥1,000(税込) ~
鮎の塩焼き:時価
秘湯として知られる宝乃湯ですが、訪れるお客さんのお目当ては鉱泉と女将さんの絶品料理です。長年、食に関わるお仕事をしてきた女将さんの一番のこだわりは、お客さんにお出しする料理は全て日高昆布と鰹節を使って出汁を取っており、化学調味料などを一切使わないそうです。また、調理をする際にはお水を1滴も使うことがなく、素材の持つ水分を活かしながら調味料などで補っているそうです。宝乃湯の料理は魚を中心にしており、中でも「鯉の旨煮」「虹鱒の唐揚げ甘酢あんかけ」は2大名物で、目当てに遠方から来られる方もいるほどです!
味付けは主にお醤油・お酒・みりん・赤砂糖を使っています。赤砂糖は上白糖とは異なり、味に奥行きのある砂糖で煮物などに適しており、蜜に由来する成分で作られているそうです。また自然で美味しい甘味のために、玉ねぎは必ずきつね色になるまで弱火でじっくりと炒めてから使用するそうです。さらに調理の方法にもこだわりがあり、素材の味を引き立たせるためにも野菜などは機械を使うことなく手で下ごしらえをしています。宴会料理なども扱っていることから、お客さんへ提供するお料理の数は決して少なくないのですが、それでもお客さんには身体に良くおいしい料理を味わってほしいという女将さんの優しさが感じられますよね。
現在は通販やお持ち帰りでも女将さんの絶品料理を味わうことができ、「鯉の旨煮」は注文をすると真空パックで自宅にお届けしてもらえます。家にいながらにして女将さんの料理を味わうことができてしまうんです!宝乃湯に行ったことがある方は「鯉の旨煮」を食べながら思い出すことができますし、宝乃湯に行ったことがない方はまだ見ぬ秘湯の地に思いを馳せることもできます。「鯉の旨煮」は貴重な秘伝のタレでしっかり煮込んだ宝乃湯の名物のひとつです。秘伝のタレは昔から継ぎ足しをして使っており、宝乃湯の昔からのファンのお客さんたちからはうなぎのタレのようだと言われているそうなのですが、それだけ濃厚で深い味わいのタレだということが聞いているだけで伝わってきますね!
また、「虹鱒の唐揚げ甘酢あんかけ」は近所だとお持ち帰りもできてしまうそうです。唐揚げはあんが掛かっているのに衣が柔らかくなってしまうことがなく、パリパリとしていてとてもおいしかったです!元々は女将さんの同級生のお母さん直伝の一品で、きっと名物料理になるからと教えてもらったものだそうです。今ではすっかり宝乃湯の名物のひとつとなり、この「虹鱒の唐揚げ甘酢あんかけ」を求めてたくさんのお客さんが来られるとのこと。全国でファンができるのも納得の一品でした!
身体にやさしい食材ばかりで作られたお弁当は、大きなお弁当箱にたくさんのおかずがびっしりと詰められていて、税込みで1,000円からというのはとてもお値打ちです。見た目も華やかで見ているだけでも楽しいのですが、どれを食べてもとても美味しいので、ぜひとも味わってみてください♪現代の人たちは特にこのような栄養のバランスが取れたお弁当を食べる機会は減ってきているので、気になる方はお弁当もいかがでしょうか♪
【創業から150年も愛されている秘湯】
創業から150年続く宝乃湯は鉱泉となっており、「神経痛」「リュウマチ」「創傷」「高血圧」に効能があると言われています。お湯は肌にやさしく柔らかですべすべになるととても好評です。ところで、みなさんは温泉と鉱泉の違いをご存知でしょうか。同じように思われがちですが、厳密に言えば異なるものになります。鉱泉は温泉と違い「気体(ガスなど)を含むことがない、地面から湧き出る温かい水」という定義になっています。こちらの鉱泉はさっぱりとしており、温泉と比較すると気体は含まれていないのですが、効能や浸かった後の身体の温まり具合はとても気持ちが良いですよ!
昔から秘湯として人々に愛されていますが、設備などに関しては細かな改修もしているので、清潔感は今の時代に合ったものになっています。脱衣所もとても綺麗なので安心して利用することができます。古くからの良いものは残しつつも、必要なものは新しくしていくことが、人々に長く愛される秘訣なんですね。細やかな心くばりは、遠くからはるばる訪れるお客さんにも口コミで広がっており「また来たい!」と思ってしまうこと間違いなしですよ♪
【宿泊】
宿泊(朝・夕食付き):¥11,000 ※3名からの受付。最大15名まで。
宴会料理:¥4,000~¥5,000 ※3名~40名まで対応可能。
宝乃湯は飯田市の市街地から天竜川を隔てた山のふもとにある静かな旅館なので、普段の生活から離れた非日常感を味わい、ゆっくりと自分の時間に浸ることができます。昔ながらの情緒ある和風のお部屋はこれぞ老舗旅館という味わいがあり、日々の疲れた身体と心を癒すにはぴったりですね。長閑な自然に囲まれた、鄙びた趣のある温泉旅館で過ごす穏やか且つ贅沢なひとときは、一度行けばまた行きたくなること間違いなしです。そこに美味しい料理があれば最高ですよね。
人々の喧騒からはかけ離れた空間でゆっくりと寛ぐことができるのが魅力ですが、最寄りの伊那八幡駅から乗用車で5分、飯田ICからは乗用車で15分程度と市街地からは決して遠くはない立地でアクセスもしやすくなっています。市街地からアクセスはしやすいのに、お部屋は静かで落ち着くなんていいとこ取りですね!宝乃湯へ行かれる際は遅くとも1週間前には予約の連絡が必要になるそうですが、確実に希望の日をおさえたい時は1ヶ月前からの予約をおすすめします。日頃の疲れを癒すことができる秘湯へみなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか♪
フローラちゃん見つけたよ11月18日
鉱泉に入浴したことがないので、是非宿泊してみたいです!
虹鱒餡かけがお気に入りです💓
また食べたくなる美味しさですね。
宴会のお料理も大満足でした。
また行きたいです。
「宝の湯」素敵な名前の温泉ですね。
「宝の湯」
お湯に入ると、幸せになれそうですね。
温泉に入りたい
行きたいな
鯉の旨煮、虹鱒の唐揚げ甘酢あんかけ、食べてみたいです‼️
鉱泉入ってみたいのと、心の籠もったご馳走いただきに行きたいと思いました。女将さんにもです♪
こだわりの宿ですね〜。
「宝の湯」名前が良いです。
泊まりに行きたいですチャンを作りたい
一度行きました❗️
お料理も美味しく、ゆっくり出来ますよ😃
温泉でゆったりしたいです♨️
化学調味料を使わないお料理なんて、体のことを考えている素晴らしい旅館だと思います
素敵