本記事は弊社ライターがお店からのご依頼でお店に伺い商品・サービスの提供を得てインタビュー記事を作成しております。
2004年7月静岡県焼津市にて創業した水産加工会社「(株)マルマコーポレーション」。各家庭でおいしい魚が食べれるよう、毎日15トンものマグロやカツオを加工(カット)をする安心・安全を第一に考えた水産加工会社です。焼津の魚は全国的にも有名ですが、自社で加工、保存、出荷、販売を行っている工場は珍しいため、一般の工場よりもお安く、より新鮮な魚が買えると、全国各地から注文が殺到します。海の近くではない地域の方でも焼津の新鮮な魚が食べられると思うと最高ですよね!
こちらのマグロやカツオの売りは、何といっても新鮮であること!そして、幅広いお客様ニーズに対応した加工(カット)技術です。そのため、飲食店やデパートなどからも定期的に大量の受注を受けるそうです。最近では、一般のお客様からの需要も増えており、お正月やお盆などの家族や親戚が集まる席で大変重宝されているみたいです。例えば、大人数でお刺身を食べたい場合、スーパーマーケットで購入するとかなりお高くなりますが、こちらから塊(短冊切り)で注文すれば、切る手間は増えますが、その分コスト削減できます。
ではなぜ、品質を保ったまま新鮮な魚を大量に保存しておくことができ、それらを日々正確に加工し、安全に食卓に届けることができるのでしょうか?通常の保存の仕方とは違うのか。加工作業、社員の方が働く環境にどんな工夫があるのか。今回の取材では、益田社長へのインタビューはもちろん、社員の方案内の元、加工現場まで見させていただき、この会社の魅力と社長の想いを知ることができました。皆さんにも、マルマコーポレーションの人気の秘密を知っていただき、安心・安全な魚を家族で楽しみましょう。
【安心・安全へのこだわり】
どんな方でも、どんなときでも、魚の保存・加工作業を行なう工場内に入るにはいくつかの衛生管理の基準をクリアしなければ入ることができません。入念な手洗いと工場内専用の服と帽子を着用することはもちろん、靴底の除菌から髪の毛やホコリなど服に付いた細かなゴミを落とすエアシャワーまで、安全な食品管理を徹底されています。菌の繁殖・増殖によって、食の安全が脅かされるリスクを1%でも無くしていくため、スタッフの方お一人お一人の意識は常に「安全」に向いています。だからこそ、大量の魚を大人数で加工しても「安心」なのですね。
【鮮度を保つ秘密】
そもそも、焼津市では江戸時代にカツオ漁業が盛んになり、その後明治時代にマグロ漁が本格化してきました。焼津漁港では、漁港の中の波が静かであることから漁業がしやすく、通年を通して漁獲量が安定しているため、魚の値段も安定していますし、漁港の近くに冷蔵庫や加工場が多いことから、「焼津といえばマグロ・カツオ」と言われるようになったそうです。平成27年には静岡県のマグロ漁獲量が29,400トンで全国一位になり、更に知名度が上がっています。とはいえ、静岡県外の方はなかなか鮮度の良いまま焼津の魚を食べるチャンスはありませんよね。
つまりポイントとなるのは「鮮度」!仕入れてから加工・梱包・出荷、そしてお客様の食卓に並ぶまでの間、獲れたてのときの鮮度をどのように維持して届けられるかが最大の問題。その問題を解決するため、この会社では保存方法と加工までの移動時間、そして加工時間に着目したのです。というのも、市場から獲れたての魚を仕入れ加工するまでの間、どうしてもある程度の時間が経ってしまうため鮮度管理が必要。一般の保存方法は-20℃程の冷凍庫で鮮度を維持しますが、その温度だと細胞レベルでの活動が止めることはできず、鮮度をキープできません。
しかし、こちらの会社では-60℃(カツオは-40℃)の超低温冷凍庫を用い、細胞の活動を完全にストップさせ保存するため、鮮度を保ちながら長期保存することが可能となります。南極の平均気温が-57℃と言われているため、-60℃の世界は南極と比べても若干気温が低いということです!この徹底した温度管理が鮮度維持に繋がり、全国どこにいても新鮮な焼津の魚が食べられるのですね!ではこの冷凍庫、皆さんはどのくらいの大きさだと思いますか?毎日15トン近くもの魚を保存可能なサイズなので、おそらく実物は皆さんの想像を超える大きさだと思います。
そして、その超巨大な冷凍庫を自社で抱えることで、保存から加工までの移動時間も最短にしています。通常の水産工場では、このサイズの特殊冷凍庫を持っていないところが多いため、保存に関しては他社に任せている会社が多く、保存する場と加工場が離れているケースがあります。しかし、それでは移動の距離が長ければ長いほど移動時に鮮度が失われていきますし、その分コストもかかります。仕入れ、保存、加工、梱包、出荷の全てをこの場所で行なうからこそ、お客様に新鮮な魚を低コストで大量に届けることができるのですね。
【加工の流れ】
冷凍庫から出されたマグロやカツオは、広々とした加工作業場に移動され、頭部と尾部が取り除かれ、四つ割りカットをした後、内臓や表面の皮、内骨が取られます。そうして様々な工程を踏んだ後、ロイン加工、ブロック加工などお客様のニーズに合わせて一匹一匹丁寧に加工(カット)されていきます。作業スタッフの方はベテランの方が多く、無駄なくカットする手捌きはまさに神業!!また、工程に合わせた役割の元、技術スキルによって加工作業が分担されているため、効率に無駄がなく、正確かつスピーディーに進められていました。
自然解凍されないよう素早く加工していく中でも、形や切り口の断面を美しくカットしていくよう、最新の注意を払いながら作業が行われます。マグロとカツオとのカットの違いはもちろん、左右に割り背と腹に分けた4つ割りカット「ロイン加工」や、刺身だけでなく様々な調理で使える「ブロック加工」など、加工内容によって細かく丁寧に仕分けされていきます。一見簡単そうに加工しているように見えますが、カチカチに冷凍された魚はかなり硬いため、カット技術は熟練の技術が必要になります。
内臓や皮、骨などを取り、加工が終わると、最終仕上げ。最後はしっかりと人の目で確認しながら表面を削り、綺麗にしていくのですが、この仕上げ作業の工程に最も多くのスタッフさんが関わり、流れてくる魚全てに手を抜くことなく、最終チェックをしていきます。この厳しいプロの目を通過したものだけが、ようやく私たちの食卓や飲食店に届いていることを知ると、焼津の海にも漁師さんにも加工に携わる全てのスタッフの皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいになります。
最終チェックの後、注文に合わせ、加工種類と個数仕分けし梱包していきます。最初から最後まで全て手作業で行われていることにもビックリですが、ここから15トンもの魚が出荷されることにも驚きです。このように、焼津漁港から全国に向けて、日々焼津の魅力を大きく発信しているマルマコーポレーション。この味を大切な家族が集う食卓に是非並べていただき、美味しくて楽しい時間を思いっきり味わってほしいと思います。ご注文は電話、もしくは以下の注文(お問合せ)フォームから可能ですので、お気軽にどうぞ~☆
注文フォーム:http://maruma-s.com/contact/FNO2/
【大切にしているモットー】
マルマコーポレーションのモットーは「食の安全」。そして、その安全を守りつつ、お客様が本当に求めていることに応えていくことだそうです。そのため、カットにもカツオのたたきやビンチョウまぐろ加工、キハダまぐろ加工、バチまぐろ加工など、バリエーション豊富な加工内容で各食卓に合わせた要望に応えています。さらに、先ほどお伝えした通り、余分な流通経路をカットしたことで、鮮度を保ったまま全国に発送できるため、刺身で食べると最高です。発送の際には美味しい解凍方法が書かれた説明書も同封してあるそうなので、最高の状態で食べられます。
新鮮な食材で旨そう💖
新鮮美味しそう。頂きたいけどおひとりさまの上にお年寄り。何とも残念。
フローラちゃんに会えました。美味しいマグロ、食べたいです。
美味しいカツオ食べたいね又宜しくたのみます
美味しそうですね
フローラちゃんに会えました。美味しいカツオ、食べたいです。
食品に対する愛情を感じます。絶対美味しいですよねー。早く食べたーい
おいしそうですね
マイナス60度ね~ いつも真空パックのカツオたたきを食べますが
何も生臭くなく美味しい訳が分かりました
フローラちゃんありがとうございます😊
マグロ丼大好き思い切り食べたい新鮮でいいですね
初めから終わりまで手作業のカツオ食べてみたいです。
カツオ大好き😍
かつお、まぐろ大好きです。
焼津のマグロは有名で美味しいマグロを食べたいなぁ😃
社長が社員の事を考えてくれているいい会社ですね。